僕ハ君ヲ 待ッテイル…? byふーかさん
きゃーーーーー なんて意味深なタイトル!
俊樹が、米屋が、鏡越しに花月をじっと見詰めてますよ!
そして 見せつけるような 十花夫婦歯ブラシ←そんな言葉有るのか?萌え〜


「行ってらっしゃい」
十兵衛を送出した後、僕は家事を始める。
食器を片付け、布団を干し、洗濯物を廻して…
風鳥院の家にいたら、きっと一生やる事の
なかったであろう行動。
僕は、十兵衛の為に 少しでも居心地良い
家庭が作れるなら、どんな事でも嬉しい。
だが、十兵衛は 僕にそんな事をさせているという
負い目を持っているらしい。
いつだって 食器を洗って、冷たくなった手を
大きな掌で包み、暖めてくれる。
「すまない」と詫びながら。
(そんな 十兵衛が好きなのに)
「幸せだよ?」という僕の言葉。

なのに。
気付くと、無意識に何度も時計を見ている
自分がいる。
別に、約束をしている訳じゃない。
次にいつ来るかなんて、わからない…。
それでも。

玄関のチャイムがなると、慌てて向かってしまう。
扉を開けた時、彼が再びその姿を
消してしまうんじゃないかと、怖くて。
そして、その姿が 確認できた瞬間
無意識に 微笑んでしまう。
「…俊樹」

眩しそうに、一瞬目を眇めた俊樹。

俊樹に 会いたい----そう思う事は
…罪なの…?
…誰カ 教エテ…

                文章by葉月
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これ、実際に見てる立場でしたら「罪だよっ」と
ツッコミ間違いなし。 あぁ しかし こぉんな素敵な
米屋に惑わされない新妻も いませんわっ