昼メロ劇場18
タバコを咥えた蛮が、横で既に火をつけた
鏡へ 直接燃えクチを近づけ、火を貰う。
「アンタがサムライ君の方に 興味持つのは
予想ついたがな、…あの姫さんまで守備範囲か?」
「クス… 二人ともこの商売で かなり稼げると
思うよ? …もっとも一緒に働いてる限り
仕事にならないと思うけどね」
「…だな。 それに 姫さんの方は 俺達の職場より
別の 場所の方が 稼げそうだしな」
「…そう…だね」
無言になった 二人は きっと似たような図を
描いてるに違いない